ホルモンを買ってしまったけれど、食べる予定が遅れてしまったり、賞味期限が迫っているという状況に何度か直面したことがあるかもしれませんね。
しかし、ホルモンは驚くことに生の状態でも、調理済みでも冷凍保存が可能なのです。今回は、ホルモンの美味しさを保つための保存方法、冷凍保存可能な期間、そして解凍方法について詳しくご紹介しましょう。
ホルモンの冷凍保存の方法は？
ホルモンを生のまま冷凍保存できますが、ホルモンはもともと賞味期限が短いため、美味しさを保つためには早めの凍結が大切です。以下におすすめの保存方法をまとめてみましょう。
まず、ホルモンをたくさん持っている場合は、1食分ごとに分けて保存しましょう。ホルモン同士が重ならないように平らに広げてください。ジッパー付きの保存袋が便利ですが、保存袋に入れたら、しっかりと空気を抜いて密封してください。1食分ずつ保存袋に入れても良いですし、ホルモンを小分けにし、ラップで包んでから、1枚の保存袋に入れることもできます。
冷凍庫に入れる際、もし急速冷凍の機能がある場合は、それを使用して早く凍らせるようにしてください。また、金属トレイが利用可能であれば、ホルモンを保存袋に入れ、金属トレイに置いて冷凍庫に入れると、通常よりも迅速に冷凍できます。
味付けされたホルモンの場合でも、同じ方法で保存できます。下茹でしたホルモンや煮込んだホルモンなど、すでに加熱済みのホルモンも冷凍可能です。汁ごと保存袋に入れて、冷凍保存してください。
生のホルモンをそのまま冷凍して臭いとか大丈夫なの？下処理は？
購入した生ホルモンの鮮度やお店での下処理の状態によっては、臭いや汚れが気になることもあるかもしれませんね。その際は、以下の下処理を試してみてください。
塩揉みをする
水洗いしたホルモンをボウルに入れ、たっぷりと塩を入れて揉みます。ヌメリや汚れを取り除いた後、よく洗い流してください。2回行うことが望ましいです。
小麦粉をつけて揉む
水洗いしたホルモンをボウルに入れ、たっぷりの小麦粉をまぶして揉みます。その後、よく洗い流します。小麦粉は臭いや汚れを吸着してくれるでしょう。
牛乳に漬ける
水洗いしたホルモンをボウルに入れ、ホルモンがかぶるくらいの牛乳を注ぎます。30分から1時間おいてから、よく洗い流してください。牛乳は臭いを取るのに役立ちます。
手間はかかりますが、冷凍保存する前に下処理をすることで、解凍後すぐに調理できる上、便利ですよね。ぜひ試してみてください。
ホルモンを冷凍した場合の賞味期限は1～3か月です。家庭用の冷凍庫では業務用のものと比べて温度が低くないため、冷凍温度の管理には注意が必要です。開け閉めを繰り返すことで一定の温度での冷凍が保てない場合があるため、なるべく1か月以内に食べることをおすすめします。
冷凍保存すると、食べるのを忘れたり、保存した日付がわからなくなることもありますよね。保存する際には、保存袋に日付を記入することをおすすめします。
ホルモンを冷凍した場合の賞味期限は？
ホルモンを冷凍した場合の賞味期限は通常1～3か月です。ただし、家庭用の冷凍庫は業務用のものと比べて冷凍温度が約マイナス18度程度であり、温度が安定していないことや冷凍温度が業務用のものほど低くないことから、できるだけ1か月以内に消費することがおすすめされます。美味しさを保つためには、早めにホルモンを使うことが大切です。
冷凍保存すると、時には食べるのを忘れたり、冷凍した日付を忘れてしまうことがあります。したがって、保存する際には保存袋に冷凍日付を記入しておくことをおすすめします。これにより、いつ冷凍保存したのかを簡単に確認でき、食材の品質を維持するのに役立ちます。
冷凍したホルモンの解凍方法は？
冷凍したホルモンを解凍する方法として、冷蔵庫内での解凍が最適です。以下に解凍方法を詳しく説明します。
冷蔵庫内での解凍:
冷凍したホルモンを冷蔵庫に移します。
ホルモンの量によりますが、通常は半日ほどで解凍されます。冷蔵庫の低い温度でゆっくり解凍することで、ホルモンの美味しさを維持できます。
また、別の解凍方法として氷水解凍があります。
氷水解凍:
ボウルに氷と水を用意します。
ホルモンの保存袋に水が入らないように、ビニール袋などにホルモンを入れて密封し、氷水に浸します。
冷蔵庫内での解凍よりも解凍時間は短くなりますが、流水よりは時間がかかります。ただし、室温、電子レンジ、流水解凍はできるだけ避けてください。
解凍時の温度をできるだけ低く保つことが、ホルモンの美味しさを維持するための鍵です。
これらの方法を使って、冷凍ホルモンを解凍すると、美味しさを損なうことなく、調理にすぐに使用できます。
さいごに
大変役に立てたようで何よりです。適切な保存方法を守ることで食材の美味しさを長く保つことができます。美味しい食事をお楽しみください！何か他にお手伝いできることがあればいつでもお知らせくださいね。
