もやしは手頃な価格で手に入り、ついつい大量に買ってしまいがちですよね。ただし、その消費期限が短いため、冷凍保存を選ぶ方もいるでしょう。
しかし、もやしを冷凍すると気になるのが臭いですよね…。冷凍するとすっぱいような臭いが発生することがあります。
こうした臭いがすると、「これって腐っているの?食べるべきではないのかな?」と悩む方も多いことでしょう。ただ、たくさん冷凍してしまった場合、捨てるのは正直もったいない気がしますよね…。
そこで、今回はもやしを冷凍した際になぜ臭いが発生するのか、それでも食べられるのかに悩む方に向けて、おすすめの対処法と、できるだけ美味しく冷凍もやしを食べるためのレシピをご紹介します!
もやしを冷凍したらすっぱい臭いがする理由
冷凍したもやしがすっぱい臭いを放つのは、実は傷み始めているからです。
もやしは他の野菜と比べて傷みやすいため、雑菌が繁殖しやすく、すぐに腐ってしまう特性があります。
また、傷み始めると見た目にも変化が現れます。
通常、もやしは白い色をしていますが、腐敗が進むと茶色に変色し、しおれてハリがなくなります。
その上、もやし自体が水っぽくなり、袋の中に白や茶色の水がたまってくることもあります。この段階まで腐敗が進んでしまったら、食べることは避けましょう。
ただ、全てを破棄する必要はないかもしれません。料理に使えるかどうかを判断する方法があります。
冷凍したもやしが食べられるか判断する方法
確かに、実際に腐っているのかどうか見極めるのは難しいことですよね。
そんなときは、水洗いをしてみましょう。
大きめのボウルに水を入れ、もやしをかき混ぜるように洗います。
水洗いすることで霜を落とせるだけでなく、臭いも軽減することができます。
洗った後に、もやしを嗅いでみて臭いが軽減されていたら、腐っていないことがわかります。ただし、見た目に問題がなくても、雑菌が繁殖している場合があるので注意が必要です。
そして、もやしを食べた際に味に違和感を感じる場合は、すぐに食べるのをやめて破棄することをおすすめします。
もやしが冷凍でまずい時の救済レシピ!美味しくいただく方法はコレ
もやしを冷凍すると、細胞が壊れてしまい新鮮なシャキシャキ感が失われるため、食感を楽しめるサラダなどの料理には使わない方が良いです。
冷凍したもやしの調理方法としては、スープやナムルなど、元々茹でる必要がある料理や、調味料や香味野菜で味付けを工夫した料理がおすすめです。
以下に冷凍もやしを使用した手軽なレシピをご紹介します。
もやしとピーマンと豚肉のオイスターソース炒め
材料:
冷凍もやし 2袋
ピーマン 2個
鶏ガラスープの素 大さじ1と1/2
オイスターソース 小さじ1
ごま油 大さじ1
塩コショウ 少々
豚肉(こま切れ)200g
作り方:
ボウルに水を入れ、冷凍もやしをかき混ぜるように洗ってザルに入れて水を切る。
ピーマンを細切りにする。
フライパンを熱し、ごま油を入れて豚肉を炒める。
豚肉に火が通って色が変わったら、冷凍もやしとピーマンを入れる。
全体的に火が通ったら、鶏ガラスープの素、オイスターソース、塩コショウを入れて軽く炒めて完成。
もやしとキャベツのワンタンスープ
材料:
市販のワンタン 6個
冷凍もやし 1/2袋
キャベツ 60g
固形コンソメスープ 2個
水 600ml
塩コショウ 少々
作り方:
ボウルに水を入れ、冷凍もやしをかき混ぜるように洗ってザルに入れて水を切る。
キャベツを食べやすい大きさにカットする。
鍋に水を入れて、冷凍もやしとキャベツを茹でる。
火が通ったら、コンソメスープの素を入れる。お好みで塩コショウをいれて味を調える。
最後にワンタンを入れて、柔らかくなったら完成。
もやしを使った豚キムチ
材料:
豚肉(こま切れ)150g
市販の白菜キムチ 1/2袋
ピーマン 2個
人参 1/2本
冷凍もやし 1袋
作り方:
ボウルに水を入れ、冷凍もやしをかき混ぜるように洗ってザルに入れて水を切る。
ピーマンは角切り、人参は細切りにカットする。
まとめ
冷凍もやしからするすっぱい臭いは、傷みが始まっているサインですので、調理する際には注意が必要です。
茶色に変色したり、もやし自体が水っぽくなっている場合は、既に腐敗が進行している可能性がありますので、これらの変化が見られたら破棄するようにしましょう。
もやしを水洗いすることで臭いが軽減されれば、まだ食べることができる可能性があります。冷凍もやしはシャキシャキとした食感が損なわれる傾向があるため、濃いめの味付けや炒め物、スープといった料理に活用することをおすすめします。
冷凍もやしの臭いや消費に悩んでいる方は、ぜひこれらのポイントを試してみてくださいね♪