FRP洗面台にメラミンスポンジで傷がついてしまった場合の修復方法をご紹介します。この記事を読むだけで、細かい傷やくすみが気になる洗面台を光り輝く状態に戻す方法が分かります。
修復にかかる費用は約2,000円ほどで、手軽かつ経済的に自宅の洗面台をピカピカに仕上げることができます。ぜひお試しください。
メラミンスポンジで擦り傷状になったFRP洗面台を修復する方法
洗面台の傷を修復するためには、コーティング剤を使用します。
傷はコーティングが剥がれた状態と考えられます。洗面台を掃除する際に傷が増えることがありますが、今の段階で重要なのは単に洗面台を掃除することではなく、コーティングを施すことです。
以下に、傷がついた洗面台を簡単にコーティングする方法を説明します。ご参考にしてください。
1. 手袋(付属品)を装着する。
2. 洗面台の汚れを落とす。
3. クロス(付属品)にクリーナーをつける。
4. 洗面台のFRP部分を擦りつける。
5. 汚れが落ちたことを確認し、水で洗い流す。
6. 濡れた部分をタオルで拭く。
7. しっかり乾燥させる。
8. クロス(付属品)にコーティング剤をつける。
9. 塗り広げる(二度塗りは避ける)。
10. 半日ほど乾燥させる。
洗面用コーティング剤は、クリーナーとセットになっているタイプもあります。和気産業の製品は、1回使用すると約3年間キレイが長持ちするとされ、おすすめです。
使用方法の中で難しい部分は、コーティング剤を塗ることです。説明書では奥から手前へ塗るとされていますが、同じ個所を二度塗りしない限り、使いやすい方法で問題ありません。
メラミンスポンジの特徴を知ろう
メラミンスポンジは一般的に研磨スポンジとして知られています。スポンジ本体が汚れを除去するのに使用されますが、FRP(プラスチック素材)製の洗面台との相性が良くないことがあります。
メラミンスポンジの研磨力が強すぎるため、洗面台を掃除する際に傷がつくことがあるため、使用には注意が必要です。
以下は、メラミンスポンジを使用すべきでないものと使用できるものの一覧です。
**メラミンスポンジを使ってはいけないもの:**
– 漆器
– 車の外装
– 木製品
– 樹脂加工製品
– 鏡(くもり止め加工済み)
– トイレの便座
– シンク(コーティング済み)
– フローリング
これらのものはメラミンスポンジでこすり洗いすると傷がつきやすいです。
**メラミンスポンジを使っていいもの:**
– ガラス
– ホーロー
– 陶磁器
– 鏡(くもり止め加工していない)
– タイル
– シンク(コーティングなし)
これらのものはメラミンスポンジを使用しても傷がつかない可能性があります。シンクの場合は、コーティングが施されているかどうかに注意してください。
洗面台を傷つけずに汚れを落とす掃除のやり方
洗面台を傷つけないためには、汚れの原因を理解し、適切な洗剤を選ぶことが重要です。洗面台には水垢、石鹸カス、皮脂などが付着し、これらの汚れはアルカリ性または酸性のものに分類されます。アルカリ性の汚れには酸性の洗剤、酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤が効果的です。
以下は、クエン酸と重曹を使用した自家製洗剤の作り方と、普段の掃除のポイントです。
**クエン酸と重曹を使った洗剤:**
– 用意するもの: クエン酸、重曹、スプレー容器
– 掃除方法:
1. 洗面台にクエン酸(粉)をふりかける
2. 洗面台に重曹(粉)をふりかける
3. 水の入ったスプレー容器で水をかける
4. 粉が泡になり汚れを浮かせる
5. 約10分ほど放置する
6. 水で洗い流す
**普段の掃除のポイント:**
– 洗面台を使用した後は、水気をしっかり拭き取る。
– 毎日のケアで水垢や石鹸カス、皮脂の汚れを防ぐ。
– クエン酸と重曹を使った大掃除は1週間に1回程度行う。
水気をこまめに拭き取ることで、普段のお手入れでも洗面台を清潔に保つことができます。クエン酸と重曹の洗剤は目に見える汚れがあるときに使用し、1週間に1回程度の頻度で大掃除を行うと効果的です。