職場の雰囲気が良いと勘違いされがちですが、実際には単なる馴れ合いに過ぎないことがあります。
このような状態では、チームワークや業務の質向上といった具体的な成果に結びついていないため、単なる無駄な馴れ合いが蔓延し、負の影響が広がり、最終的には組織の崩壊につながる可能性すらあるのです。
職場での馴れ合いがうざい、気持ち悪いと感じるのは、きわめて妥当な感覚と言えるでしょう。
もし、うざい・気持ち悪いと感じる職場の馴れ合いが存在するならば、その組織は崩壊の危機に瀕しているかもしれません。
職場が馴れ合いになっている状態とは
馴れ合いに陥っている職場の特徴として挙げられるのは、業務に対して何の好影響もない不可解な馴れ合いの存在です。
この奇妙な馴れ合いが業務に対して何らプラスの効果をもたらさず、むしろ変な空気感を醸し出している状態が見受けられます。
要因や特徴は多岐にわたり、不自然なくらい仲が良い、奇妙な共感が存在する、権力者へのごますりが強いなど、さまざまな傾向が見受けられます。
さらに、馴れ合いはしばしば一部から始まり、徐々に職場内に異様なコミュニティが形成されることがあります。
結局のところ、この異常な馴れ合いに適応できる人やこれを好む人たちが、正確で真面目な仕事をする人や優秀な人たちよりも残存してしまうという事態が最終的に生じてしまうのです。
うざい・気持ち悪い、職場の馴れ合いの状態
職場での馴れ合いは、ある程度は避けられないものですが、うざい・気持ち悪いレベルにまでなると、非常に危険な状態と言えます。
このような状態では、非常識が常識として受け入れられ、異常な空間が形成されてしまいます。
具体的には、実現不可能な妄想が蔓延し、表面的な言葉遊びやイエスマンがはびこり、組織全体が機能しなくなることがあります。真面目に仕事をしている人たちは無益な時間を費やすだけでなく、馴れ合いグループの中で能力や実績を持っている人が疎外される傾向もあります。
簡単に言えば、何の成果も能力もない人たちが結託し、威張り散らす一方で、無能で義務を果たさないくせに権利を主張する者たちが蔓延してしまい、結果として組織全体の健全な機能が損なわれることになります。
職場の馴れ合いが生む負の連鎖
職場での馴れ合いが発展し、うざい・気持ち悪いものになると、会社や組織全体にとって負の連鎖を引き起こす可能性があります。
この現象が崩壊につながる要因は、うざい・気持ち悪い馴れ合いがメリットを持つのは馴れ合いを生んでいる層だけであり、それが上の立場の人々であることが多いからです。
具体的には、上の立場の人たちが無能であることが露呈しており、しかし自己保身のためにそれを認めず、責任を転嫁し、立場を保持したいと考えるから馴れ合いを始めます。
馴れ合いが始まると、現実逃避が進み、妄想が膨らみ、無理難題や仕事の丸投げ、責任転嫁が横行します。彼らは愚かで無能な社員を優遇し、イエスマンだけを側において、まともな意見を排除し、ますます正常な状態から遠ざかっていきます。
最終的には、アホと無能しか残らない状況が生まれ、会社の業績や仕事の質が低下します。しかし、馴れ合いによる現実逃避が続く限り、手遅れになるまで問題の深刻さに気づかないまま、馴れ合いは続いてしまうでしょう。
職場の馴れ合いは経営者や上層部の腐敗からはじまる
職場の馴れ合いが始まる多くは、局所的な個所から発生しますが、うざい・気持ち悪い職場の馴れ合いには、ほとんどが上の立場の人間が絡んでいることがあります。
通常、上の立場の人間の言動や考えが職場内で強力であるため、時には誤りや非常識であっても、その職場内では正当なものとして受け入れられることがあります。
このような上の立場の人間が馴れ合いに参加すると、馴れ合いがデフォルトの状態となりやすいという傾向があります。
そして、上の立場の人間同士の馴れ合いが強まれば強まるほど、組織は奇妙な方向に向かいやすくなります。
なぜ彼らが自分たちの経営する船である会社を沈没させる方向に進みたがるのかは理解できませんが、自分たちの失敗を認めたくない、過去の成功を忘れられないなどの理由から、引き返せる状態であっても引き返そうとしません。
特に、中小規模のワンマン経営の会社はこの傾向が強く、組織の拡大欲求が高まり、無計画に人員を増やし、経営者自身がふんぞり返りたいという欲望から、経営が悪化しているにもかかわらず、馴れ合いを始め、イエスマンを登用し、自身の威張りたい環境だけを重視するのです。
職場の馴れ合いがうざい・気持ち悪いと感じるなら辞め時
職場の馴れ合いがうざい・気持ち悪いと感じるなら、もうその職場を辞めるべきです。
馴れ合いが職場に浸透してきた段階で、それははっきり言って危険な兆候です。
それがうざい・気持ち悪いまで感じられるなら、おそらくすでに会社は深刻な状態に陥っているのかもしれません。
うざい・気持ち悪い職場の馴れ合いに適応できない場合、その職場にとどまることはストレスやフラストレーションを抱えるだけで、何のメリットもありません。
また、そうした環境では自分の能力を発揮する機会も得られませんし、その会社に残る理由はありません。
もし職場の馴れ合いがうざい・気持ち悪いと感じることがあるなら、早めに行動を起こして、危機から脱することが重要です。
