この記事では、一人っ子ママと二人以上ママの比較において、なぜ二人以上ママの方が「勝ち組」なのかについて考えてみたいと思います。また、お互いに嫉妬しあってしまう状況に陥った際の心の対処法や、一人っ子ママとしての余裕を感じている一方で抱える悩みについても触れていきます。これは、緑どすおとんから、二人以上ママの皆さんへの贈り物となるでしょう。
初めに、一人っ子ママが優雅で余裕があるように見える理由について考えてみましょう。経済的な余裕や育児においての余裕、自分の時間の確保ができるという印象を抱くことがあります。これは、一人っ子ママが充実しているように見える要因かもしれません。
しかし、これはあくまで印象であり、実際には一人っ子ママも悩みや苦労を抱えていることがあります。逆に、二人以上ママの方が「勝ち組」と感じる理由も存在します。子ども同士の兄弟姉妹関係や、二人以上の子どもを抱えることによる成長や絆など、一人っ子ママが味わえない魅力があるからです。
嫉妬心が芽生えることもあるでしょう。一人っ子ママが羨ましく思う一方で、二人以上ママも逆に一人っ子ママの余裕に嫉妬することがあります。お互いに「うらやましい！」と思い合い、隣の芝生は青いと感じることが少なくありません。
個人的な意見として、私は二人以上ママの方が勝ち組だと感じています。ただし、これは永遠の議論となり得る問題であり、子どもの数によって優劣をつけることは難しいと言えるでしょう。
最後に、一人っ子ママも二人以上ママもお互いに悩みや喜びを抱えていることを理解し、お互いを尊重することが大切です。隣の芝生が青いように見えるかもしれませんが、それぞれの家庭にはそれぞれの幸せが存在します。緑どすおとんさんが少しでも心のモヤモヤが晴れれば幸いです。
一人っ子ママより二人以上ママのほうが勝ち組な理由
一人っ子ママと二人以上ママの間で起こる「どちらが上か」の論争はよく見られますが、私の意見では明確に言えることは、二人以上ママが勝ち組だということです。その理由を、生き物としての優越性から見てみましょう。
「生き物として優れている」ことについて、もう少し詳しく説明いたします。これは、お子さんをたくさん設けることができるということであり、それは繁殖力が強いことを示しています。人間が繁栄するためには、子孫を増やすことが不可欠です。金銭面や仕事、自分のやりたいことなどの社会的な事情は一旦横に置いて考えます。
以前、政治家の発言において「生産性がない」という言葉が取り上げられ、倫理的には問題視されましたが、そのニュアンスには一理あると感じる人もいるでしょう。ただし、子孫繁栄に貢献することは素晴らしいことであり、少子高齢化が問題視される中で、2人以上の子どもを持つことは尊敬に値する行為です。
子どもを複数設けることは、社会的な視点から見ても重要であり、その事実自体が尊重されるべきです。子孫繁栄に貢献する二人以上ママは、想像以上に素晴らしい存在であり、尊敬されるべきだと言えます。
余談として、どちらが勝ち組かというテーマを考えながら書いていたら、SEKAI NO OWARIの「Habit」の歌詞が浮かんできました。
一人っ子ママをずるいと感じる理由
今回は、一人っ子ママをずるいと感じる理由について、参考サイト「隣の芝生は青く見える」をもとに考えてみましょう。なお、私は逆に、二人以上ママの方をうらやましく思う理由を持っていると仮定して考えていきます。
一人っ子ママをずるいと感じる理由は、自分と同じ「ママ」のレベルにいる人が、一人っ子であることからくる充実感にうらやましさを感じるからです。つまり、同じ立場であるはずの人が、一人っ子であることで得られる充実感に嫉妬することが、ずるいと感じる要因とされています。
この理由を逆に考えれば、私が一人っ子ママをうらやましく思う理由も同様に、同じ「ママ」のレベルにいる人が、兄弟姉妹がいることで得られる豊かな家庭環境や絆に嫉妬しているからかもしれません。
ただし、これらの感情は否定されるべきではなく、むしろ受け入れるべきものです。人は他者と比較することで成長し、自分自身の価値観や幸福の形を見つける手助けとなります。お互いに異なる幸福の形が存在する中で、理解し合い、尊重し合うことが大切です。
「ずるい」と感じる気持ち自体は否定せず、むしろその気持ちを受け入れながら、お互いの立場や価値観を理解することが、より良い関係を築く一助となるでしょう。
一人っ子ママの種類と現実（筆者の場合）
一人っ子ママにもさまざまな種類が存在します。主な二つのタイプは、希望して一人っ子ママになっている種類と、結果的に一人っ子ママになってしまった種類です。今回は、私が「結果的に一人っ子ママになってしまった種類」に属する経緯と、その理由についてお話しします。
私自身は三人兄弟で、母からは「子どもは三人いたほうがいい」という言葉を幼少期から聞き続けてきました。この考え方に影響され、子どもを二人以上産むことが当たり前・正解・勝ち組だと考えていました。しかし、一人目の子供を産むときにできたママ友たちがどんどん妊娠し、焦りを感じる中、私も二人目を授かりました。
しかし、妊娠七か月の時点で、授かった子供が染色体異常である18トリソミーであることがわかりました。結果的に、妊娠九か月で子宮内退治死亡→死産という辛い現実に直面しました。
この出来事がきっかけで、妊娠や出産に対する不安や恐怖が強まり、前のような気持ちに戻れなくなりました。妊活は続けていますが、障害をもつ子を妊娠することへの不安が大きな影響を与えています。
このように、人生や状況によって一人っ子ママになる理由はさまざまであり、それぞれの経緯には様々な感情や思いが交錯しています。
ママに余裕があるかは子どもの人数だけではない
私は障害のある子を妊娠した経験があります。この出来事を通じて、世の中には様々な障害を抱える方がいることを再認識しました。それまで「元気でかわいい赤ちゃんが生まれる」という当たり前の期待が崩れ、特に18トリソミーだけでなく、発達障害の特性にも触れることとなりました。
これまで、周りの人々が元気で健康な子どもを産んでいる中で、自分が障害をもつ子の母親になることはあまりリアルに考えたことがありませんでした。しかし、この経験を通して、妊娠して出産しても必ずしも元気な子が生まれてくるとは限らない現実を理解しました。
感じたこととして、ママに余裕があるかどうかは、子どもの人数だけでないという気づきがあります。特に特性がある子をもつ一人っ子ママは、楽な日々を過ごしているとは思えないこともあります。
この経験を通じて、相手への想像力をはたらかせ、自分の抱いていた気持ちが少しずつ変わっていく様子に気づきました。今までの固定観念や期待が次第に小さくなり、他者の立場や状況を理解することができるようになりました。この気づきは、互いに異なる人生を歩むすべての人にとって大切なものであり、共感と理解が深まる一助となります。
