今回は「感心する」という表現を紹介します!
「感心する」は、素晴らしいことや優れた行為に対して、その感動や賞賛の気持ちを表現する言葉です。この言葉は、「すごいと思う」と同じくポジティブなニュアンスを持っています。
「すごいと思う」の言い換えになるビジネスや目上への敬語10選!
すごいと思うの言い換え表現を10選ご紹介します!
①素晴らしいです
素晴らしいです=「とても優れている」の意味
目上の相手自身に使うと上から目線に思われてしまうことがあります。
第三者の何かを表現する時に使いましょう。
この窓から見える景色は素晴らしいですよ!
②感銘を受けました
感銘を受けました=「忘れられないほど深く印象に残りました」の意味
すごいと思うの言い換えの中でも、「すごい」の部分が強調された言い方です。
絶賛する時に使いましょう。
先輩の熱意あるプレゼンに感銘を受けました!
③感服いたします
感服いたします=「深く感心し、尊敬します」の意味
「尊敬していなかった状態から、気持ちが変化して尊敬した」という意味なので、失礼だと捉えられることがあります。
目上すぎる相手に使うのは控えた方が無難です。
○○先輩の専門知識には感服いたします
④敬服します
敬服します=「深く感心し、尊敬します」の意味
「感服いたします」と大まかな意味は一緒ですが、尊敬の意を強めて非常に丁寧にした表現です。
相手の姿勢や行動に対して敬意を表現する時に使いましょう。
社長の決断力や会社を導く力に敬服します
⑤脱帽です
脱帽です=「敬意を表す、敵わない、感服する」の意味
西洋式のマナーでの「帽子を脱ぐこと」を表現した言葉です。
実際に帽子を脱ぐわけではなく、帽子を脱ぐぐらい尊敬するというニュアンスですね。
ですが、昨今は「脱帽」が逆に皮肉として使われるケースがあります。
使う時には悪い意味に捉えられないように注意が必要です。
どんな時でも慢心しない彼の謙虚さには脱帽です
⑥頭が下がります
頭が下がります=「尊敬します、敬服します」の意味
自分を下だと認め、尊敬の意を伝えるニュアンスです。
「頭が下がる」を丁寧語に直した表現です。
大変な仕事ばかりを引き受けてくださって、先輩には頭が下がります
⑦大変お見事です
大変お見事です=「成し遂げたことを驚きながら称賛する」意味
相手が成し遂げたことに対して、称賛の意を伝える言葉です。
「見事」という表現を上から目線だと捉える人もいるので、使い方にはやや注意が必要ですね。
○○さんのゴルフの腕前はさすがですね。大変お見事です。
⑧まことに立派です
まことに立派です=「悪いところがなく非常に優れている」という意味
目上の相手自身に使うと上から目線な言葉になります。
第三者の何かを褒める時に使いましょう。
弱者にも平等な彼の人間性はまことに立派です。
⑨卓越していると感じます
卓越していると感じます=「他よりも優れていると思います」の意味
会話の相手に対して使うよりも、第三者の何かを表現する時に使う方が適切です。
彼女の状況判断力は卓越していると感じます。
⑩申し分ございません
申し分ございません=「非難する点がない、全く問題がない」の意味
「申し分」は不満や問題の意味があり、それが無いという表現の言葉です。
褒める意味は弱いので、上から目線だと捉えられることもあります。
そのご提案は最善の選択だと存じます。申し分ございません