アルミホイルでおにぎりを包むことは、食中毒を予防する効果があると言われています。アルミホイルには細菌の増殖を抑える抗菌効果があります。特に夏場においては、おにぎりをラップではなくアルミホイルで包むことがおすすめされます。
ただし、アルミホイルで包んだおにぎりを長時間放置すると、食べる前に数時間以内に摂取しないといけないです。冷凍や冷蔵庫で何日も包み置くと、体に悪影響を与える可能性があります。アルミホイルで包んだおにぎりは、数時間後に食べるお弁当やハイキングに適しています。
ラップでおにぎりを包むと、内部に水滴がついてしまい、移動中に雑菌が増殖する可能性があり、殺菌効果も期待できません。アルミホイルの抗菌殺菌効果を最大限に活かすためには、おにぎりを包むだけでなく、お弁当の仕切りにもアルミ箔を使用することが重要です。
おにぎりをアルミホイルで包み、保冷剤と一緒に保冷袋で持ち運ぶことをおすすめします。小さな保冷袋は100均でも手に入ります。また、植物の葉やそれに似せた人造のバランは見た目だけでなく、抗菌効果は期待できません。アルミ箔はアルミニウムイオンによる抗菌・殺菌効果で雑菌の繁殖を防ぐことができます。そのため、バランや紙の仕切り、ラップなどに迷うことなく、銀色のアルミホイルを一択にすることをお勧めします。
おにぎりを包む&お弁当の仕切りはアルミホイルで食中毒を防ぐ
お弁当にはラップは不向きです。ラップでおにぎりを包んだり、おかずを包んで弁当箱に詰めると、殺菌効果がないだけでなく、水滴がついて雑菌が増える可能性があります。そこでおにぎりは、アルミホイルで包むことで傷まず、食中毒も防げると言われています。
おにぎりをアルミホイルで包む際には、ラップではなくアルミホイルをデコボコにして軽く包むとべたつきません。ごはんとアルミの間にスキマをつくることでべたつきを防ぐことができます。アルミ箔の裏表には違いがなく、光る面の方が反射力が強いだけなので、お弁当には関係ありません。
ユーチューブでOLさんがおにぎりをラップで包み、布のお弁当袋のまま入れていましたが、これはお勧めできません。おにぎりやおかずをラップで包むと雑菌が増える可能性があります。お弁当は雑菌が増えるものですが、アルミホイルは殺菌効果が高いため、積極的に利用すべきです。
例えば、おにぎりやおかずをアルミ箔で仕切ることや、水分の多いおかずは避けることが良いです。保冷バッグは保冷材も入れられるため、通勤中の暖かい環境から守るのに役立ちます。アルミホイルは殺菌作用があり、お弁当のおかずの仕切りにも利用できます。
キャラ弁や飾り付けが多いお弁当は、時間がかかり、具材を触り過ぎるため、雑菌や大腸菌の増殖を招く可能性があります。おにぎりはアルミホイルで包み、最終的な入れ物には保冷バッグに保冷剤を入れると最も効果的です。アルミ箔を使った生ごみの処理も、殺菌効果があり、シンクの下の排水カゴを清潔に保つのに役立ちます。
お弁当は水分の出ないおかずを動かないように詰めるだけ
お弁当が傷まないようにするには、いくつかの工夫があります。水分が出ないようにし、中で動かないように詰め、臭いがこもるものは避けることが大切です。また、さっと自然に冷まして詰め、おかずの仕切りにはアルミ箔を使用することもおすすめです。特に梅雨から夏場は持ち運びに保冷材を一緒に包むと良いでしょう。学校や会社に到着したら、できるだけ涼しい場所に置くよう心掛けましょう。
ある日、ランチに行ったついでに購入した玉子サンドを帰宅後夜ごはんとして食べた経験から、口に入れた瞬間からのどから胃へ腸へと痛みが移動し、トイレに駆け込むとすぐに治ったことがありました。この出来事から大腸菌の危険性を認識し、以後はテイクアウトしたものを夜に食べないように心掛けています。食べ物は一度に食べきる量を作るか冷凍保存する方が良く、切り口のある生の野菜や果物、おかず、封を切った加工食品は室内に放置せず、冷蔵庫で保管し、早めに使い切るようにしましょう。
最近、埼玉県の小中学校で発生した給食の食中毒事件では、海藻サラダから病原大腸菌O157が検出され、生徒ら3453人が症状を訴えました。これを受けて、日常の習慣やお弁当作りにも気をつける必要があります。例えば、洗ったお米や野菜を放置することは避け、濡れた野菜や果物、切り口のあるものは室温での放置は控えるべきです。
冷蔵庫の中でも傷むことがあるため、料理は一回ごとに食べきる量を作るか、冷蔵庫での保管期間に気をつけるべきです。食中毒のリスクを減らすためには、様々な工夫が必要ですが、食べ物の取り扱いには特に神経を使うべきです。
アルミホイルの殺菌効果はキッチンの排水溝のヌメリにも
排水溝のカゴは放置するとカビで黒ずみ、ぬめりも生じやすい場所ですよね。キッチンの排水口は清潔に保ちたいところで、ぬめりが気になります。その改善方法として、使い古しのアルミホイルを丸めて排水溝のカゴに入れてみてください。
排水口に網を設置して、野菜くずなどが捨てやすいようにしておきますが、ここにもアルミホイルを丸めて入れます。これにより、排水溝のカゴは銀色のままで、ぬめりもなく臭いも発生しません。ただし、多少の汚れはあるかもしれませんので、定期的に洗うことをおすすめします。
アルミホイルには除菌・抗菌効果があり、細菌の増殖を抑える効果があります。使い古しのアルミホイルを再利用することで、簡単に清潔な状態を維持できます。おにぎりに包んだり、オーブンで使用したアルミホイルを再利用することで、十分に効果を発揮します。この方法を早く知りたかったと感じるほど、効果が抜群ですね！
アルミホイルの使い方NGもある
アルミホイルの使用に関しては、高温処理は避けるべきです。以下にアルミホイルの使い方に関する基本的な注意事項を挙げてみましょう。
落とし蓋として使わない:
アルミホイルを調理中の鍋やフライパンに蓋として使用することは避けましょう。
電子レンジで温めない:
アルミホイルは電子レンジで使用することができません。金属が火花を発生させ、故障や火災の原因になります。
オーブンやグリルに入れて焼き物調理をしない:
アルミホイルは高温で使うと発火の危険性があります。オーブンやグリルでの使用は避けましょう。
長時間アルミホイルで包んだままにしない:
食品をアルミホイルで包んだまま長時間置くと、アルミニウム成分が食品に浸透する可能性があるため、避けるべきです。
高温での使用はアルミホイルから発火する危険性があるためNGです。グリルやトースターでの使用は注意が必要です。また、アルミホイルで食品を包む際には、短期間での使用に留め、1~2日などの期間であれば問題ありません。焼き物調理にはアルミホイルの代わりに適した焼成容器を使用するよう心掛けましょう。楽天での購入が高額な場合は、近くの製菓用品店で探してみるのも良いでしょう。
