ケンタッキーのオリジナルチキンには5つの部位があります。どの部位でも同じ値段なので、好きな部位だけを選んで楽しみたいですよね。
しかし、「特定の部位を指定すると迷惑に思われるのでは?」と心配になり、言い出せないこともあります。ここでは、私がケンタッキーで4年間アルバイトしていた経験をもとに、部位指定が迷惑になるかどうかについてお話しします。
ウザいと思われるかは頼み方次第
ケンタッキーでは基本的に部位指定には対応していない方針です。公式サイトのQ&Aでも明確にその旨が回答されています。
ケンタッキー公式サイトのQ&Aより:
「じゃあ、部位指定をすることはできないのか?」というと、そんなことはありません。部位を指定することでお願いを聞いてもらえる可能性もあります。
ただし、注意が必要な点もあります。部位指定をする際には以下のようなことに気を付けてほしいとされています。
1. お願いベースで頼む
2. 適切な言葉遣いと態度で注文する
3. 断られた場合はすぐに引き下がる
注文の仕方や態度が問題になると、「部位指定を受け付けていません」と言われても、「○○はやってもらった」「前に来た時は問題なかった」といった言い方や、しつこく食い下がることは、うざいと思われる可能性があります。
アルバイト時代の裏話として、断られたにもかかわらずしつこく頼まれ、最終的には交換を受け付けたものの、それを捨ててしまったというエピソードも紹介されています。このような事例からも、相手を尊重し、適切なマナーで注文することの重要性が伝わります。
部位の組み合わせはマニュアルで決まっている
ケンタッキーのオリジナルチキンの部位組み合わせにはマニュアルがあります。簡単に説明すると、以下のような組み合わせが基本です。
– キール:1ピース
– リブ:1ピース
– ドラム:1ピース
– サイ:1.5ピース
– ウィング:0.5ピース
これにより、部位の組み合わせが計算されています。ウィングは0.5ピースとなっていますが、サイとの組み合わせで2ピースとして扱われます。また、キールは9ピース(1羽)中1ピースしか入っていないため、注文するピース数によっては含まれていないこともあります。
部位指定でうざいと思われるリスクを軽減するためには、この組み合わせに注意して注文することが重要です。
その時の状況次第
「前はできたのに」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、その時にできたのは特殊な状況だった可能性があります。たとえば、余っていたチキンがあった、他のお客さんの注文が調整できる状況だったなどが考えられます。ただし、これは通常の状況では期待できることではありません。
また、ケンタッキーでは1羽につき9ピースが入っているとされていますが、実際には予定と異なることが多いです。例えば、36ピースのはずが予定よりも少ないピース数で提供されることもあります。また、チキンが形崩れる「バースト」と呼ばれる事態も発生することがあり、これもお客様に提供できなくなる原因の一つです。
部位指定が過去にOKされた場合も、これらの特殊な事情があった可能性があるため、通常の状況では期待しづらいことを理解しておくと良いでしょう。
まとめ
ケンタッキーのチキンはどの部位でも同じ値段なので、好きな部位を楽しみたいと思うのは当然ですね。ただし、「うざいと思われるのは嫌だな」という気持ちも理解できます。
私が働いていたケンタッキーでは部位指定は受け付けていませんでしたが、一部の店舗では3ピースまでの部位指定を受け付けていることがあります。店舗によって方針が異なるので、気になる場合は注文前にスタッフに確認してみると良いでしょう。
また、ケンタッキーには食べ放題の店舗も存在します。食べ放題なら、好きな部位を選びながら楽しむことができるかもしれません。どの店舗が食べ放題を提供しているかを確認してみてください。